バタフライアブスは、鍛えたい場所に付けるだけで筋肉を鍛えることができます。
きつい運動をしなくても空いた時間で簡単にできることから、老若男女問わず人気を集めています。
しかし
「バタフライアブスを使って筋肉痛になった」
「筋肉が痛いんだけど・・・」
という口コミがちらほら投稿されています。
そもそもバタフライアブスは筋肉を刺激するEMS機器なので、筋肉痛になるのはある意味当たり前なんです。
今回は、バタフライアブスで筋肉痛になる理由について詳しく解説していきたいと思います!
そもそもEMS機器って何なの?安全に使える?
バタフライアブスはEMS機器の一種ですが、EMSとは
『Electrical Muscle Stimulation』
の頭文字をとったものです。
日本語に訳すと
『電気筋肉刺激』
といいます。
筋トレでは鍛えられない、体の奥深くの筋肉に刺激を与えることができるのが特徴です。
そのため
「筋肉ムキムキにはなりたくないけど筋肉量を増やしたい」
「インナーマッスルを鍛えてウエストを細くしたい」
という人におすすめです。
脳から信号が届かないので疲れない!
EMSはパッドを貼り付けた箇所に直接電気を流します。
筋トレをするときは脳から信号が出ているのですが、EMSに関しては脳は関係ありません。
脳の信号に関係なく電気の力で筋肉が動くので、疲労を感じることなく筋肉を鍛えることができるのです。
バタフライアブスの効果がすごい!
バタフライアブスを使って筋肉痛になる理由は次の2つです。
- 普段使っていない筋肉が刺激されるから
- 運動不足だから
バタフライアブスは貼るだけで1分間に最大で4,200回も振動します。
この振動が筋肉に伝わることで筋トレと同じような効果が得られるのです。
筋肉が刺激されるということは筋肉に疲労物質が溜まっている証拠なので、筋肉痛になりやすいと考えられます。
体の内側の筋肉が鍛えられる
私たちの体には数え切れないほどの筋肉があります。
しかし、普段使っている筋肉はほとんど同じです。
すべての筋肉を全部使うことはできませんし、同時に使うことも不可能です。
そして筋トレで鍛えられる範囲にも限界があります。
そこで鍛えるのが難しい筋肉をバタフライアブスで刺激することで、体の内側の筋肉を鍛えることができます。
バタフライアブスで筋肉痛になる理由とは?筋肉が刺激されている証拠?!
結論から言うと、筋肉痛になることは十分にあり得ます。
その理由はただ1つ。
『筋肉を刺激しているから』
どう考えてもこれしかありませんよね。笑
ただ、勘違いしないでほしいのが、EMS機器と筋肉痛の関係性については医学的根拠や明確な理由が分かっていません。
つまり、必ず筋肉痛になると断言することはできませんし、その理由を明言することもできないのです。
今の時点で言えるのは、筋肉痛になる”可能性がある”ということだけです。
特に以下の項目に該当する人は筋肉痛になりやすいかもしれません。
- 運動不足で筋肉を使わない人
- 筋肉量が少ない人
バタフライアブスのレベルを調整して筋肉痛を予防しよう
バタフライアブスの振動には10段階のレベルと6つのプログラムがあります。
筋肉痛になるのが嫌な人は、まずは低いレベルから始めましょう。
プログラムは自分に合ったものを選んでくださいね。
刺激が弱すぎても効果が得られないので、ほどよく刺激を感じるくらいがおすすめです!
そして同じレベルを数日続けてみてください。
そのあとに筋肉痛の有無や体調を見て、徐々にレベルを上げていくと良いでしょう。
多少の筋肉痛は気にしなくて良いですが、あまりにもひどい場合はバタフライアブスの使用を中止して筋肉を休めてくださいね。
バタフライアブスは色々な部位に効果あり!腰にも使える?
バタフライアブスはシックスパッドのように使う部位が決まっていません。
あなたの鍛えたい場所に使うことができます。
たとえば、腹筋のほかにも
- 脇腹
- 二の腕
- 太もも
- ふくらはぎ
などがおすすめです。
ただ、使ってはいけない場所もあります。
それは心臓の近くと首から上の部分です。
バタフライアブスは電子機器なので、皮膚の薄い場所は使わないようにしましょう。
バタフライアブスで凝りはほぐれない?!腰や肩は注意!
バタフライアブスは電気で刺激を与えることで筋肉を鍛えるものです。
勘違いしている人が多いのですが、低周波治療器のような凝りをほぐす効果はありません。
凝りを感じている部分に使うと、さらに刺激を与えてしまいます。
凝りが悪化する可能性もあるので、筋肉を鍛える目的以外では使わないでください。
バタフライアブスは二の腕に効果がある?
バタフライアブスは二の腕のトレーニングにも効果が期待できます。
たるみがちな二の腕を鍛えることで、二の腕がすらっとしますよ。
私の場合、効果を実感するまでに1か月くらいかかったものの、ちゃんと効果が実感できました。
できるだけ毎日使ったほうが良いと思います。
バタフライアブスはふくらはぎに効果がある?
ふくらはぎに使うことはできます。
ただし、バタフライアブスは筋肉を鍛える機器なので、筋肉が付くことでふくらはぎが太くなる可能性があります。
ふくらはぎのたるみを引き締めたい人にはおすすめですが、細くしたい場合はちょっと気を付けたほうがいいかもしれません。
バタフライアブスは太ももに効果がある?
即答しますが、あります!笑
太ももの筋肉はほかの部位の筋肉よりも大きいので、太ももの筋肉を鍛えれば小さな筋肉も鍛えられやすくなります。
「どこに使ったらいいか悩む・・・」
という人はまずは太ももに使ってみてくださいね。
毎日使うことが大切です!
バタフライアブスは大胸筋に効果がある?
効果があるかどうか以前に、大胸筋に使ってはいけません!
先ほどもお話したように、バタフライアブスは心臓の周りには使うことができないんです。
大胸筋は腕立て伏せなどの筋トレで鍛えるようにしましょう。
筋トレで大胸筋を鍛えつつ、バタフライアブスで太ももや二の腕、腹筋を刺激するのがおすすめです。
バタフライアブスは小顔効果がある?
こちらも大胸筋と同様で顔に使うことはできません。
顔は皮膚が薄いので電気が奥まで届きすぎてしまったり、肌トラブルの原因になる可能性があります。
バタフライアブスは顔には刺激が強すぎるので絶対に使わないでください。
バタフライアブスは腹筋に効果がある?
もちろんあります!
シックスパックよりも、シックスパックの奥にあるインナーマッスルのほうが鍛えられます。
バキバキに腹筋が割れることがないので
「筋肉ムキムキにはなりたくない!」
という女性でも安心して使えます。
インナーマッスルが鍛えることで体幹も良くなるので、猫背予防にもなります。
バタフライアブスの効果まとめ
バタフライアブスは色々な部位に使えることが分かりました。
※心臓の周り、首から上の部分を除く。
辛い筋トレをしなくても筋肉を刺激できるので、比較的続けやすいと思います。
筋トレでは鍛えにくいインナーマッスルが刺激できるのも嬉しいですよね。
電気の強さも10段階で調整ができるので安心です。
バタフライアブスは便秘解消に効果が期待できるって本当?
バタフライアブスを腹筋に使うと、腸内が刺激されて排便が促されると考えられます。
医学的根拠はありませんが、実際に
「便秘が治った!」
「お通じが良くなった」
というコメントが投稿されています。
ただし、バタフライアブスは便秘解消グッズではないので、便秘に対しての効果には個人差があります。
とはいえ、筋肉が鍛えられて便秘が解消するなんて一石二鳥ですね。笑
バタフライアブスはダイエットにもおすすめ!
バタフライアブスはダイエットにもおすすめです。
筋肉量が増えると体温が上昇して基礎代謝がアップするので、太りにくく痩せやすい体を作ることができます。
腹筋に使えばお腹周りがスッキリしますし、二の腕や太もものぜい肉を引き締めることも可能です。
体重が劇的に落ちるわけではありませんが、見た目の変化はきっと実感できるはずです!
ぜひダイエットに取り入れてみてくださいね。
まとめ
バタフライアブスは筋肉痛になることはありますが、それは筋肉がしっかりと刺激されている証拠です!
「痛いからもう嫌だ・・・」
と諦めるよりも、筋肉痛になったことを喜んでください。
ただ、筋トレをしたときのようなひどい筋肉痛になることはほとんどありません。
筋トレが苦手な人こそバタフライアブスを試してみてくださいね。